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【道のり13】師匠なる方々との出会いと学び期間。

女美容師の道

「数年以内に辞めよう、このお店を」

その間に自分の中で足りない技術を学ぶ経験をしておこうと思った。

この時のお店は毎年成人式に20名以上のお客様のヘアメイク・着付けでごった返していた。

ずっとヘアメイク担当だったけれど、

学生時代から着物が好きだったので、辞める前にしっかりここで着付け担当の仕事をしておきたいと思った。

スタッフと講習会に通い、ある程度自信を持って出来るように経験を積む。

そうすれば独立した後に着付けのお客様を承ることができる。

全ての技術を兼ね備えることは独立する上で大事だと思っていた。

また美容室を経営するとは?

という目線でサロンにいると物の見方、オーナーの見方が変わったのだ。

この材料はいくらするのか。

どんな機器が必要か。

椅子や鏡などのデザインは、など。

そういった物をカタログでチェックしたり計算してみたりした。

独立開店や美容室経営、事業計画などの本を買って勉強もし始めた。

動けるうちに持ってるといいかも?

な資格を取り始めた(やめたいと思う前に取得↓)

・管理美容師(お店を持つのに必要な資格)

・色彩検定 (カラーリングや色のセンスに役立つかも?)

・ホームヘルパー(車椅子でカットとかもするお店だったこと、将来役に立つかも?)

(・着付けの師範は学生時代に取得済み)

またその後、

興味あった習い事(勉強)を始めた。

ひとつは

[生け花(草月流)]

昔からお花が好きで、時々お店に飾る花束もちゃんと生けられたらなと思っていた。

ヘアセットの時は花飾りをつけたりするのだが、セットのセンスにも活かされる。

フラワーアレンジメントよりも

〈華道〉をやりたいなぁと思って、

ネットで通える教室がタイミングよく見つかり

月2回、師範になるまで勉強。

そのお花の先生は革ジャン着てバイク乗ったり、スキューバダイビングもやってた過去があり、ご両親はその世界では有名な人らしいというとてもカッコいい方でした。

ビルや舞台装飾、生け花ライブや映画の劇中花などをやったりなど、かなり大きい斬新なものから緻密に計算された素晴らしい作品を作るのだ。

基本の型はもちろん、

植物の知識もすごいあるし、

オリジナル作品では竹や木材、カラースプレーやネジとトンカチと植物たちで作っていく…。

ここは美術の世界だった。

美大か美容師かとチラッと悩んだこともある私だったので、お花と美という好きな組み合わせのジャンルの世界にいるこの先生のセンスはすごい勉強になる!って思えた。

だから時々作品作りに帯同して行ったり、

弟子みたいにくっついていた時もある。

そんな先生に

「あなた、美容師じゃなくて私と一緒にやらない?」と言われたり(笑)

そもそも体験初日に何となく生けてみたら

「あなた普段何やってるの?美容師!?

…なんか違うと思ったのよね!!センスが。」

と言われてから、

底知れぬこの先生のセンスを盗みたいと思ったものだ。(結局奥深くて全然盗めなかったけど(^_^;)

何年も経て、独立開店が決まった時に

「店内に植物オブジェ装飾を置きたい」

とお願いしたら先生は快諾してくれて、

大きな木材をトラックに積んで持ってきてくれて、一緒に制作しました。

↓これは前店。

↓今のマゼンタルームでも

↑これは初期。

そして今はこう⇩

生け花の経験は美的センスにとても刺激的でいい勉強だったと思うし、制作してる時は全てを忘れて美に無心で取り組める貴重な時間だった。

先生曰く

「アレンジメントはお花をキレイに見せる技術。でも生け花は植物によってその空間をよりキレイに見せる技術なのよ。

だから盛るのではなく、引き算を考えるのが大事。」

…簡単なようで難しい世界。

それが【美】の世界なんだなと深く思いました。

そして。

もうひとつ勉強し始めたのは

[カラーセラピー(Aura Soma)]

上下に色が分かれている100本以上のカラーボトルから数本選ぶことによって癒されるもの。

何年も昔に見た雑誌の特集を何故か捨てれなくて、急に気になって検索してみたら体験できる教室があると知って、即申し込んだ。

その先生に一目会った時、

「あ、この先生に教わりたい、話をしたい!」

と感じて即入会し、勉強を始めた。

いわゆる【スピリチュアル】な世界。

何となくそんな本をこっそり読んでるくらいだったけど、そこに集まる方達は当たり前のように語り出すし、共感し合える不思議な関係だった。

特に先生とはマンツーマンな時間が多かった事もあり、今考えてる独立のこと、悩んでることを【色の意味】なども交えて話せたことで、その時の私のココロをたくさん癒すこともできたし、

なぜ今自分がこうしているのか?

の意味さえ気がつくことができたと思う。

ある時、先生が

「あなたは本当に【マゼンタ】の人ね!」

と言った。

私の好きなボトルカラー。

〈奉仕・気配り・小さきものの中に愛を込める…など〉の意味合いがあって、

「お客様に喜んでいただきたい」

という私は、

技術的なスタイリスト(雑誌にのってカリスマと呼ばれるような美容師)タイプではなく、

美を通して癒されて欲しいという〈セラピストタイプ〉なんだと。

確かに、美的センスを要する技術取得ももちろんワクワクするチャレンジで好きだったけど、

シャンプーやマッサージなど、人と向き合い話しながら

「今日もありがとう。」

と言って、笑って帰っていただけた瞬間が1番生きてて美容師やってよかったと思えていた。

カラーセラピーを通して自分を知ったのだ。

そしてより一層、自分のお店を持ちたいと思った。

選ぶ色には意味があって、選んでいる自分の意志があるのでとても説得力がある。

【カラーボトルは心を映す鏡】だと言う。

【鏡】は美容室でズラリと並んでいるアイテム。

姿はキレイになっても、

その心は癒されているのだろうか?

私が【マゼンタ】であるように、【ターコイズ】や【ピンク】の人もいる。

カラー心理の勉強をしてからは会話の幅が広がったというかその色に合わせた会話ができるようになったと思う。

【全ては必然で、意味がある】

というような色々な事がたくさん腑に落ちた数年の勉強期間。

カラーセラピーを始めた初級時に

『独立したい』と強く思い、

中級の時に挫折を感じ、

上級が終わって資格取得の時に

『独立開店』が決まって、

先生と一緒に喜び合った思い出!!

本当にカラーボトルと共に

道を歩いて、辿り着いたと思う。

またさらに時同じ頃。

結婚したら保険を考えなきゃと思って紹介された【ライフプランナー】さんとの出会いも大きい。

どんな人生を歩んでいくか、

そんな時にどのくらいお金が必要か。

そんなこと今まで考えてもいなかった。

人生にとって大事な世界を語るプランナーさんは、いかにも頭が良くそしてユーモアもあって、とにかくたくさんのことを教えてくれた。

またプランナーさんは前職の関係で住宅系に強かったので、住宅ローンや銀行金利、不動産情報などのたくさんの情報をも提供してくれた。

「人生の大きな節目には必ず連絡してください!」

と言われていたので

『独立したい』と思っていることや、

『子供を持つことの不安』など、

かなり実務的な知識や考え方を教えてくれて、

私の心理すら全てお見通しで

きちんとまとめてくれた。

行くべき道の骨組みから、

道の舗装をしてくれて、

進む計画も含め必要なこと

全ての指針を見せてくれた。

結婚後の28歳から、

独立が決まった32歳の4年間。

振り返ってみても本当に濃い期間。

お店状況は相変わらずな割に、外にを目を向けはじめると今まで悩んでいたことが全く気にならなくなり、

様々なチャレンジと自分を引き上げてくれる師匠たちとの出会いが、

確実に私の背中をグングン押してくれて、

私はとにかく突き進むのみ!!

そんなことを一生懸命に繰り返しながら

ひたすら前を向いて

これからの自分のために

今できることをしておく!

そんな積み上げをして

いよいよ《独立》へ向かうのでした。

(カラーセラピーについてはまたどこかで語りたいと思ってますが、オーラソーマ自体が当時と状況が変わって出来なくなってしまったのですが、色の知識という点では面白く深いのでまた今度♫)

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