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【アミノ酸系シャンプーの正しい使い方!】シャンプージプシーに贈る髪フェチロングヘア美容師の洗い方解説は情報満載!

ホームケア美のはなし

髪と頭皮の悩みにはまずシャンプーを見直した方がいいと聞いて、

界面活性剤をアミノ酸系のみのシャンプーにした方がいいことも分かった。

色々調べて良さそうなものを買ってみた!

使ってみたけど‥‥

なんかうまくいかない!!!?

全然泡立たない、大量に使わないと洗い足りない!

スッキリしない、痒くなる!?

高いのにすぐ無くなるし、、

なんか自分には合わないみたい。。。

そうやって挫折した方、いらっしゃいませんか?

髪の悩みの解決策の一番手としてシャンプーを見直そうと、調べて購入してみたのに何か違う結果となってしまった方。

それはただ【正しい洗い方】のコツを

知らなかっただけ。

本当に勿体無い!!!!

ですので今回はとても為になるポイントアミノ酸系シャンプーの使い方をお伝えしていきます!

(アミノ酸系にも色々種類や特徴があって全て一致するとは限りませんので参考にする程度でも大丈夫です!)

では、目の前で私が話していると思って読んでください笑

①【予洗い(最初の濡らし)をしっかりする】

シャンプー前に濡らすと思いますが、ただ濡らせばいいのではなく、お湯を手でかき分けながら地肌全体をゴシゴシ流すイメージでやりましょう!

それだけである程度の汚れは落ちます。

いわゆる【湯シャン】はこれだけですね。

でもそれだけではスッキリ・サラサラ・ふんわりとした輝く髪にはなりません。

特に脂っぽい頭皮の人(男性に多い)や脂っぽい食べ物が好きな人、吹き出物ができやすい人、ワックスやオイルなどのべたっとするスタイリング剤を使ってる人、髪の量が多い、密に生えてる人などは特に汚れが取りきれず泡立ちにくい方々なので挫折しやすいです。

そういった方が湯シャンだけにしてしまうとトラブルになりやすいです。

泡立たず、シャンプーを足しても全然ダメで、手から溢れてしまってすぐに無くなってしまう‥という失敗を避ける為にも、最初の予洗いはしっかりやりましょう!

目安は2分くらい。それが短いと感じる方は3分くらいでもいいです。

②【泡立てシャンプーは2度洗いが基本!】

1度目は汚れを落とすための洗浄シャンプー。

2度目は汚れを取り切って有効成分を頭髪に行き渡らせる癒しマッサージシャンプー!

と思ってください。

使用シャンプーの量も1度目が500円玉くらいなら、2度目は1円玉くらいの量で、と変えます。

シャンプーボトルのポンプを何プッシュも押して大量に手にとって手のひらで泡立てるとかしてませんか??アミノ酸系シャンプーでそれをやるのは残念ながら勿体無い使い方なのです。水っぽいから溢れ落ちてしまうし、洗浄力が弱いので手のひらで泡立てるなんて出来ません。

ポンプをどのくらい押す、ではなく押して出るシャンプー剤の量を見るのが大事。

その優しいシャンプー剤を手のひらの取ったらそのまま溢れないように地肌にさっと置く!!そして直ぐに手のひら全体を使ってワシャワシャと頭皮毛穴近くの毛髪と共に泡立たせるイメージ!

そして1度目洗いの量は500円玉分を一回で出すのではなく、1プッシュを3等分くらいずつ分けて、その1/3の量を両手のひらに分けて、両サイドの地肌につけて泡立てる。

さらに1/3を前から頭頂部に向かってつけて泡立て。さらに1/3を襟足から後頭部、地肌に髪の裏からすくうように地肌につけて泡立てる。

その3点付けで泡立った頭皮を手のひらで大きくひろげて全部の地肌に泡が行き渡ればその量でちょうどいい。足りなければ足りない所に少しずつ足していって、全体の毛穴全部に行き渡らせてワシャワシャしたなら、1度目はオッケー!

もし全然立たない人はお湯を付け足したり、市販のシャンプーが残っていれば微量を混ぜて泡立たせてもいいです。ただし市販のシャンプーを入れるのは一度目のみで【すすぎ流し】はしっかりやりましょう。

1度目は時間をかけなくて大丈夫。脂汚れを絡ませて落とすのが目的ですので、全体ついたな、浮いたなと思ったら流します。

この流しは時間かけなくてもいいです。

泡とヌルっとしたのが取れたら、2度目洗いへ。

2度目のシャンプー剤の使用量の目安は

1円玉(一度目より半分以下の量にするイメージ)

それを同じように3等分にして、同じく地肌に3点付けで泡立たせる。

そうすると1度目より少ない量なのに1度目よりフワッとよく泡立つと思います!

(脂度合いや毛量などによって使用量は調整してください。あくまでも2度目にフワッと沢山泡立つのが大事なので、それを目標にしてに流し時間や1度目の量を調整。

使い始めはやや多めに。慣れてくると頭皮環境が良くなっていってシャンプーの使用量が減ってきます!

少ない量で1度目から泡立ちが良くなってきていると、頭皮はいい状態ってこと。)

アミノ酸系シャンプー剤で洗って、

限りなく少ない量で泡立って洗える頭皮は、

日中も快適で健康な頭皮環境が

維持できているサイン!

アミノ酸系シャンプーにおける泡立ちは

頭皮の健康のバロメーター

それを知っているとシャンプーが頑張れますよね!!

そのように予洗い、1度目シャンプーをすると2度目は本当にすごくキラキラした柔らかい泡が立ち、上質なシャンプーなんだなと分かるし、

気持ちいいなと感じられます。

そうしながら頭皮マッサージをしてあげたりするのもいいですね。

2度目の洗いは有効成分を浸透させる意味合いもある。アミノ酸系シャンプーは洗い落とす以外に毛髪補修効果もあるので、使い続けると艶が出たりクセが落ち着いたりするのでとても素晴らしいですよね!

特にマゼンタのシャンプーは最上質のシルク成分をメインで使ってますのので格段に良いです!

その有効成分を浸透させ、マッサージなどで気持ちいい洗いをするのが2度洗いの大事な2度目シャンプーです。

市販のシャンプーは汚れ落としているようでトラブルを招く要因がある石油系で、安価で大量生産できるから安いのであって、

アミノ酸系シャンプーが高いのはその原料自体が素晴らしい効果を持っているから価値があり、原価が高いから販売価格も高くなってしまうのです。

でも髪がキレイで地肌から心地よいと

1日の気分が違うし

髪質地肌が弱いのに美髪に貪欲な私は

アミノ酸系シャンプー、一択です!

美容師になって20数年、アミノ酸系シャンプーしか使っておらず、白髪染め不要でロングヘアを維持してきている私だからこそ伝えられることが沢山あります。

③【最後のすすぎは時間をかけてかき分けながらしっかり!】

2度目シャンプーがもういいかなと思ったら、

よくすすぎましょう!

目安は3〜5分(毛量長さにもよる)

最終すすぎは泡やヌメリがとれるのはもちろん、必ず頭全体の毛穴を意識して手指でかき分けながらシャワーのお湯を通すこと!

絶対に毛穴に残さない!

という気持ちでしっかり時間をかけてすすぎましょう。

アミノ酸系シャンプーで流すと

髪がギシギシして傷みそう、と感じる方。

市販のシャンプーと違って余計な成分を残さない分、素の髪の状態が出ます。

ギシギシしてるほど髪は実は傷んでいるのです。

健康毛だとキュッキュッとします。

でも、とりあえず仕方ないことなので繊細な髪を優しく扱いながらも小刻みに指を動かしてよくすすぎましょう。

シャンプーは頭皮地肌を洗う目的。

髪のギシギシは次のトリートメントで解決させます。

アミノ酸系シャンプーでしっかりすすげるようになると、生え際やあごや耳まわり、首や襟足などのお肌部分もキュッキュッとキレイに洗うことができて、吹き出物も減ってきます!!

逆に言うと、生え際おでこに吹き出物ができてしまった方はシャンプーが合ってない、油脂が取れてない、またはすすぎ残しがある状態で、皮脂が顔まで降りてきて炎症が起きたりするのが原因でもあったりします。

まずシャンプーを変えて、正しい洗いすすぎをやってみてください。たぶんすぐキレイになります(お肌の新陳代謝サイクルは28日なので一カ月は効果を待って頑張ってみよう!)

すすぎ流しはやり過ぎたかな?と、思うくらい長くやって大丈夫!全ての毛穴の凹みをお掃除してるような感覚でシャワーと指で流しましょう!

私は上を向いて生え際から後ろに落ちるように流していき、その後左右に傾けてながら耳後ろから頭頂部を流し、最後に下向きぎみで後ろの髪を半分に割って後頭部から襟足を流す、この一巡を3周します!(疲れてできなそうな日の裏技アイテムもありますのでまた次の機会にご紹介します!)

すすぎ残しが多い部分は白髪になりやすかったりします!

またお顔のクレンジング洗顔を髪の後にすると生え際に残り、また白髪や薄毛の原因になりやすいので先に顔、その後髪を洗い、首から上の頭全体に汚れや泡カスなどを残さないように心がけましょう!

よくすすぎ終わったら、

素の状態になった髪には保湿成分たっぷりの【トリートメント】を毛先から多め、頭皮には付かないようになじませましょう。

トリートメントについての解説も長くなりそうなので次回に回し、

シャンプーについての更なる補足もお伝えしておきます。

↓ ↓ ↓

髪の毛量が少ないのに泡立ちが悪い方は、皮脂量が出やすく毛穴が詰まっていることでよりペタっとして細い髪になってしまう要因になってたりしますので早めにアミノ酸系シャンプーを使い、フワッと仕上げることを目指しましょう。

またアミノ酸系シャンプーを使ってて、泡も立って2度洗いしたのに痒くなるんです、合わないかも?という悩みもよくあります。

市販のシャンプーでは常に毛穴に落としきれない皮脂膜や汚れ、シャンプー剤が残っていて、ある意味マヒしていた頭皮がアミノ酸シャンプーでスッキリ毛穴が開いたことで、日中出てきた汗などの皮脂で詰まり始めると「かゆい!?」と感じるようになるんです。

特に皮脂過多の方ほど夕方にはかゆくなる。毎日洗わない方は2日目はすごく痒く感じてしまうことも。

でも、それは頭皮が今日もしっかり洗ってね!って教えてくれてるサイン。

もしかしたらシャンプーの量や泡立て洗いが不足してるか、すすぎをもっとしっかりしてみる事で夕方より持つようになることも。

痒みなく毎日過ごせていれば頭皮オッケー状態ですから工夫してみましょう!

完全アミノ酸系シャンプーは様々な要因で使いこなせなくなってしまい挫折してしまう方が多いです。

正しい知識を得てやってみると頭髪の悩みはかなり軽減されますから是非チャレンジしてみてください!

クセが強い方は辛抱強く洗い続ければ、1〜2年くらい経た時にふと自分の髪が扱いやすくなったことに気がつくと思います(その間の傷ませ方によりますが)

1ヶ月で約1センチ伸びる。

半年アミノ酸系シャンプーで頑張りながら育まれた頭皮から、約6センチいい髪が生えてきてるはずです!

ただやはり一カ月以内にホームカラーなどの薬剤を使っている方はプラマイゼロでなかなか効果は感じられないかも。

でもシャンプーケアはやらないよりやった方が断然マシです。

日々加齢で下がっていく坂道を緩やかにできるはずですから。

女性の薄毛の悩みが増えてきたっていう話は

ほとんどが間違ったシャンプーの仕方と、薬剤メニューの取り入れ方のバランスが原因だと思います。

少なくなってから増やす努力は大変。

あるうちに守る、早めに予防する方が絶対に心地良い。

少なくなってから高価なウィッグで隠す違和感より、あるうちに少し高価上質なシャンプーを正しく使うだけ。

市販のシャンプー500円程度のものより2000円程度の価格に見合った洗浄剤を選ぶことを日割りで考えれば微々たる違いだと思いませんか?

マゼンタシャンプーなら毎日髪に約50円投資しているような感じで、日々髪の心地よさと未来の髪が生まれ変わる希望を持っていられる安心感があります。

シャンプーケアは考え方、使い方が

本当に大事なんです!!!

という事で長くなりましたが、

アミノ酸系シャンプーの使い方、ポイントはうまく伝わってますでしょうか(汗)

またよく質問のある関連の補足もせっかくなのでまとめてお伝えしておきます!

・シャンプー前のブラッシングはおすすめしません。髪が傷むだけ。汚れは予洗いからしっかり流せばいいのです。毛先の絡まりはトリートメントでつるんと改善。血行を良くしたい方はシャンプーの時に手のひらで揉めばいい。傷ついたキューティクルは元に戻らないのでできる限り引っかかる行為はやめましょう!

(以前それについての記事を書いてますのでそちらもよかったら↓

【ブラッシングはしない!】美髪のベテラン美容師が教える新事実を知ってから判断してみて!

・シャンプー中にブラシで梳かすのも絶対やめましょう!濡れてる髪が1番繊細です。シャンプーブラシでマッサージしたいなら頭皮に押し当てて地肌のみ1〜2センチ動かすのみ!とかさない!引っかけない!

もちろんタオルドライ後の濡れた髪もクシやブラシでとかさないでください。アウトバスをつけてつるんと絡まらないならいいですが、ドライヤー中にどうせまた乱れますから(笑)

意味のない梳かす行為はただ傷むだけなのでやらないでください。

・すすぎを効率よくしたい方にオススメなのが、シャワーヘッドを水圧強めのに変えることでスッキリ感が違います!時間も短縮できます。

高いブランドのシャワーヘッドなどにしなくてもいい。水圧が強めかつ軽めのヘッドがいい。ストレートに出るシャワーでなく、たくさんの穴から出るやつですよー!

シャンプーの細かいテクニックはお店にいらしていたいだいてるお客様へはレクチャーしますのでお気軽にご質問ください!

では、シャンプーから美髪につながるよう

皆様のご健闘を祈っております!!

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