【道のり4】美容師という夢の目覚め。
前回の【道のり3】で
低学年の時の髪の失敗事件以来、
私はずっと髪を伸ばしていた。
もう変な髪型になりたくない!
そうして5年生になった頃、
見るに見かねた母親が
〈美容室〉に連れて行ってくれた。
初めて知る
『髪を切る仕事の人』
『人を美しくする技術をもつ人』
!!!
すごい素敵!!!
その技術があれば
自分の髪も思うように出来るだろうし
人を美しくして「ありがとう」と言ってもらえるお仕事があるんだ!
そう感動して胸ワクワクの私は
その時以来
「将来の夢は美容師ですっ!」
と揺るがなく宣言している。
小学生の高学年ともなると
学校の授業で〈働く仕事〉とか
〈将来の夢、やりたい事〉などを
何度も考えさせられる時間が必ずある。
ずっと何にしようかなぁと思っていた
その時の私にドンピシャで来た。
小学生で夢が決まったなんて
羨ましい!とよく言われましたが
周りを見渡して知る。
本当に私はとてもラッキーだったんだと。
初めて美容室に行って以来
私は定期的に通った。
手先が器用だったこともまたラッキーで
普段は自分で雑誌を見ながら
毎朝ヘアアレンジをしたり
沢山リボンやカチューシャを買ったり
シュシュを作ったりもしてた。
中学生ではアイロンを使い
オキシドールで茶髪にしてみたり^^;
(当日は流行ってた!今はやらないでね!)
テレビなどの影響で
〈ヘアメイクアーティスト〉
もカッコイイなぁ!と思ったことも。
でもヘアメイクさんをやるなら美容師免許を先に取っておいた方がいいと分かり
早くなるなら中卒で行ける学校もあるのか!
と思ったり。
でも大半が高卒→専門の道のりと知って
高校時代は思う存分謳歌しよ♫
お仕事するようになったら
きっと大変な修行の道なハズだから!
でも私は乗り越えてみせる!!
と、、10代の私は
美容師になるという夢
将来設定に揺らぐ事なく
進んで行きました。
その先に
本当に
ツラい日々が来ることも
知らない若い日々。
懐かしい。
₍₍ ( ๑॔˃̶◡ ˂̶๑॓)
今でも私は素敵な仕事だと思っていますが
1度夢見てもやっぱり辞めた!となるのが多いは何故か?そしてそれは美容師の社会的地位が低かったり、今で言うブラックな部分が沢山ある世界だったりするからかもしれません。
それは否定出来ないですが。
だからといって諦める?
そんな事はコレっぽっちも考えなかった私。
〈好き〉なんだからどうあっても諦めない!
生き残ってやる!
それだけ。
その何ともハングリーな精神は
どこでどう養われたのか。
それは性格なのか、
育ちや経験からなのか。
それはまた次の〈道のり5〉にて。